プエラリアで乳がんのウソ・ホント

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

　プエラリアと乳がんの関係について心配する人も多いようです。

　プエラリアサプリメントは、タイやミャンマーなどの山中に自生するプエラリアミリフィカ（ガウクルア）という植物から採取した成分を含有しています。
　プエラリアミリフィカ（ガウクルア）自体は毒性もなく、それから精製されたプエラリアのエキスや成分についても発がん性は指摘されていません。
  

　プエラリアがバストアップや美肌に効果的とされる原因として、プエラリアに含まれるイソフラボン（プエラリン）が、まるで女性ホルモンのように振舞うことで、女性ホルモンのバランスを整えたり、より女性的なカラダを作る働きが促進されるということが言われています。

　さらに、女性ホルモンの分泌を促す成分も含まれていて、このダブル効果によりプエラリアは女性に人気のサプリメントとなっているのですが、こういった効果がホルモンに敏感な人にとっては致命的となりかねない事態を呼ぶこともあるのです。  

　体質的にホルモンの影響を受けやすく、乳がん、子宮がん、卵巣がん、乳腺症、子宮内膜症、子宮筋腫など女性疾病の罹患歴がある人や、家系的にそのような病気が多い人はプエラリア摂取に関して注意が必要です。
  

　プエラリアが乳がんを引き起こす原因となる、というようなことがホントっぽく噂されていますけど、実際のところどうなのかなぁ、と思って調べてみました。

　プエラリアが乳がんを誘発するという医学的な統計や根拠があるわけではありませんが、試験管での実験によると、プエラリアが乳がん細胞を増殖させたという報告もあるようです。


　少なくともガン体質を自覚している人は、プエラリアの服用を避けたほうがよさそうですね。

　同じ理由から、大豆イソフラボンを含有するサプリメントなどの服用も避けるようにしましょう。